人はけっきょく目立つ他人の真似をして行動するのであり、自爆とか銃撃とか車で突っ込むとかがやたら流行るので、そればっかり真似しているのが21世紀なのだろう。司馬遼太郎の幕末小説などを読めば、人を斬るとか腹を切るとかがやたら流行っており、普遍的に、いかんともしがたい気持ちになる。
もうちょっと面白いことを真似たらよい。芸術とか哲学とか運動とか。あるいは、ひきこもりとかビジネスとかでも、よほどマシだろう。
自死するにしても、流行にひきずられるように思われる。電車とか練炭とか。たとえば、暗い押入れや穴蔵にこもってゲームとかツイッターとかしながら水だけ飲んでミイラになるというのはどうだろう。即身仏。『騎士団長殺し』の影響でテキトウなことを言っている。
鐘や鈴の音ではなく、ツイートがとだえたら、入滅のサイン。