水村美苗「日本語が亡びる時」(新潮9月号)は、第3章に入ると語りのトーンががらりと変わり、いわば評論らしい評論になった。そこでは、西洋の人々が話したり読んだり書いたりするのに3つの言葉を使い分けてきた歴史が照らし出される。その3つは「普遍語…
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