東京永久観光

【2019 輪廻転生】

脳は文法を知っている


脳には言語の文法判断に特化して働く中枢があるという。それを実験でつきとめた酒井邦嘉さんという研究者(東京大学助教授)を、仕事で取材させてもらった。以前、茂木健一郎さんに話を聞いたのと同じ東京MXテレビの番組。酒井さんは、チョムスキーが唱えた「普遍文法」の発想に立脚し、人間の脳は言語の基盤を生まれつき備えていると明快に述べる。今回の取材を通してこのテーマをめぐる私の考えも少し固まってきた。そのあたりをまとめてみた。
http://www.mayQ.net/sakai.html

 *
 
参考図書
酒井邦嘉『言語の脳科学』 ASIN:4121016475
スティーブン・ピンカー『言語を生みだす本能』 ASIN:4140017406
『最新脳科学―心と意識のハード・プロブレム』 ASIN:4056015058