花粉症 has come.「明日いよいよ花粉が飛びます。ものすごく飛びます。対策は今日中でないと間に合いません」ＮＨＫニュースが昨晩１０時になってそんなことを言う。これまでアレルギーの薬をなんだかモチベーションが高まらぬまま予防のために飲んでいたのが、ちょうど切れたところだった。これは一大事。それできょう午前中、医者へ走った（慌てていてマスク忘れる！）。窓口では記録を見せられ「お薬、前のと同じでいいですね」。いやあの…。最近ジェネリック（後発の安い薬）が話題なので、ためしに「もっと安い薬があれば、そっちがいいんですけど」と告げる。「それじゃあ先生にちょっと診察していただかないと…」。診察といっても薬の相談だ。私が飲んでいるのはアレロックというポピュラーな薬。「これは特に高くはないんです」「旧い薬でとても安いのがありますが、眠くなりますよ」。で結局、同じアレロックに落ち着く。で結局、診察料６００円也。う〜んなんか損したか。それでもくじけず、薬局には「飲み方わかっているので、薬をいただくだけでけっこうです」と言ったら、たしかに飲み方の紙も説明もなく薬の袋もなかった（たぶん少しは安いはず）。薬もわりとすぐ出てきた。そういうものなのだ。２８日分で１８００円。ちなみにアレロックは１日２錠だが、まだ症状は出ていないし、これまで通りなるべく１日１錠で済ませよう。安い薬のほうは１日１錠だから、結局そのほうが節約になる。すっかり暖かくなった通りを自転車で帰ってきた。部屋に入るとさらに暖かい。春だ。いや違った、ガスストーブがつけっぱなしだった！ 細かい人生を生きる男。
