東京永久観光

【2019 輪廻転生】

愛国, Kiss me !


君が代の替え歌がネットで流布 というニュース。


政府や国境や国籍はあっても、
国家や国民という意識はいよいよ薄れていく時代かもしれない。
しかし、こういう複雑な歌を複雑に味わう私たち、
という緩やかな「つながり&まとまり」
それはちょっと好きかも。愛国心


《皇室に対する敬慕とはかけ離れた内容》では必ずしもないし、
今の私の気持ちは《陰湿》でも《屈折》でもないのではないか。


【詞】
Kiss me, girl, your old one.
Till you’re near, it is years till you’re near.
Sounds of the dead will she know ?
She wants all told, now retained,
for, cold caves know the moon’s seeing the mad and dead.


【訳】
私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。
おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、そばに来てくれるまで。
死者たちの声を知ってくれるのかい。
すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んでくれるんだね。
だって、そうだよね。冷たい洞窟(どうくつ)は知っているんだからね。
お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことをずっと見てるってことを。


高橋史朗・明星大教授(教育学)の話】「国旗国歌法の制定後、正面から抵抗できなくなった人たちが陰湿な形で展開する屈折した抵抗運動だろう。表向き唱和しつつ心は正反対。面従腹背だ。国会審議中の教基法改正論議で、教員は崇高な使命を自覚することが与野党双方から提案されている。この歌が歌われる教育現場では、論議の趣旨と全く反する教育が行われる恐れすらある」


*以下より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000000-san-soci&kz=soci
http://www.sankei.co.jp/news/060529/sha009.htm