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【2019 輪廻転生】

ベイズの数学と哲学と仕事

一連のツイート、なんだかとても面白そう。著書を読んでみたい。

統計学を哲学する | 大塚 淳 |本 | 通販 | Amazon

 

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私の場合、「ベイズ統計とは何か」は、「日銀が国債を買い占めるとはつまりどういう意味か」がわからないのと、同じくらいわからない。すなわちー<わかりそうで、わからない、少しわかる、いや実はほとんどわからない>(桃屋のラー油状態) 

そんなことから、え〜っと「尤度」ってなんだっけ? と気になりだし、検索してみたら、以下の資料が出てきて、少なくとも「尤度」についてはよくわかった!

http://www.statgenet.med.kyoto-u.ac.jp/StatGenet/ryamada_bon/SaikouPDFs/GNMT_CH09.pdf

《観測の前後で、比較可能にした観測前後の尤度を(観測という「事」の「前」と「後」の尤度であって、「確率と同じように、足して 1 になっている」という意味で)、仮説の事前確率と事後確率と呼びます。この事前確率と「事」の観察と事後確率の関係のことを、ベイズの定理と言います》

私もドヤ顔

 

だいたい「尤」という漢字は、音読みも訓読みもあまり知られていない。「犬」ではない。「犬度」なら以下。

http://cupe.site/archives/695

 

さて夜中に、なぜベイズ統計について読み書きしているかというと、仕事について読み書きをしたくないからだ。人間の行動は単に「何かやりたいこと」の関数ではない。「何かやりたいことと、何かやりたくないことの、組み合わせ」の関数だ。

ベイズ統計がものすごく面白い度合いと、仕事がものすごく面白くない度合いの、関数だ。

そして、今こうして私が「仕事に取り掛かっていない」という観測から、「仕事がどれほど面白くないか」は、事前の確率(まあ70%くらい面白くないのだろう)から、事後の確率(いやもしや95%くらい面白くないのかも)に、変化したのだった!