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【2019 輪廻転生】

ゲノムに占める情報産業の割合

先日 放送大学で「ゲノム中の遺伝子の機能による分類」というのを示していたんだけど、ヒトの場合も大腸菌の場合も、2〜3割はなんと「遺伝情報」自体を担う役割だという! これって、情報産業というか、少なくとも第三次産業に相当するのではないだろうか? 驚き。

なお、大腸菌の場合、ゲノムの50%程度は、代謝を担っている。これを産業としてみれば、人々にメシを食わせるさまざまな業界のすべて、という感じだろうか。

たとえば、現在の世界で、現在の日本で、情報産業にかかわる人口はどれくらいの割合だろうか? メシを食わせるためのさまざまな仕事をしている人口はどれくらいだろうか。今後はどっちの方向に「進化」するのだろうか、人類社会のシステムは。

いや、本日の本当の気づきは、「遺伝子は情報だ情報だ記号だ」というけど、それは比喩的に言ってるだけで、「遺伝子も生理的存在や生理的現象であることほうがホントは本質なのでは?」と、たかをくくりたくもなるのだが、どうもそうではなくて情報としての有り様こそが事実重大なのだ、という点。

……「ちょっとなに言ってるか、わからない」