小室哲哉も安室奈美恵も気にしたことがほとんどなかったけど、今にして思えば、ひとつの時代を明らかに彩ってきた二人だ。そして私もその時代を間違いなく生きていた。神戸の震災やオウムの事件と同じくらい重要なものかもしれない。では文春は、いったい私たちの人生に何をしてくれるだろう。
*
ニュースを見ると、ここにきて野党ぜんぶボロボロの印象。「改憲」が気になってしかたないということだろうが、実は、それすなわち「沽券」が気になってしかたないということではないか。少なくとも正直になろう。そうしなければ憲法をめぐる意味のある議論には、ほど遠い。