いつも紅白をみて「まるでよその国」と思いつつ、すぐに「これが私の国」と思うようになって、除夜の鐘が鳴る。
21世紀にもなって「私の国」などなくてもいいだろうとは思う。しかし、私の国があるとしたら、少なくとも今の私には、ほかのどこにもない。昭和でも平成でもずっとそうだった。もう１つ先はどうだろう。やはり紅白は続くのだろう。天皇家も続くのだろう。
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ダウンタウン「笑ってはいけないシリーズ」は、日本の年越しにおける批評だろう。お笑いが本当に笑えるのは、世の中や人の心がなぜか拭い去れない雑多な習性や感性に対して批評として働いている場合に限るのだと思う。たとえば政治やテレビを本当に批評しているのは村本なのか松本なのか？
