東京永久観光

【2019 輪廻転生】

★存在と時間/ハイデガー


 存在と時間1 (光文社古典新訳文庫)
 

連休だし、ハイデガー存在と時間』を読んでみることにした。光文社古典新訳文庫

驚くべきことに、読める。しかも面白くなくない。いやむしろ面白い。翻訳の中山元、おそるべしか(それにこの人、フランス語もドイツ語も堪能なのか?)

《現存在(ダーザイン)とは、たんにほかに存在者とならんで目の前にある一つの存在者にすぎないものではない。現存在は、自己の存在において、この〈存在〉そのものが問題である存在者であるということにおいて、存在論者的に特別な意味をもつ存在者なのである》

……ダー!