読み始めた。
これを買う70万とかいう読者のなかで、私は何番目くらいにこの本が「わかる」のか、それははななだ不明だが、それでもこの本が「好き」かどうかとなると、けっこう自信がある。各章のタイトルを目にしただけで、その世界にはまりこむ感あり。
それにしても、作家が20代にもてあましていた空虚や諦観は、60代も終わろうという時になっても、とくに解決していないのではないか、ずっと持続したままではないか、という恐ろしいことを思わせる。
読み始めた。
これを買う70万とかいう読者のなかで、私は何番目くらいにこの本が「わかる」のか、それははななだ不明だが、それでもこの本が「好き」かどうかとなると、けっこう自信がある。各章のタイトルを目にしただけで、その世界にはまりこむ感あり。
それにしても、作家が20代にもてあましていた空虚や諦観は、60代も終わろうという時になっても、とくに解決していないのではないか、ずっと持続したままではないか、という恐ろしいことを思わせる。