《私の知的生産は、「ずっと完成しないで変化し続ける有機体」を育てるようになって、うまく回るようになりました》
http://www.tjsg-kokoro.com/2015/01/08/workflowy-2/
「クラウドアウトライナー」というツールをめぐって。「考える」ことの骨格を透視しているようで興味津々。
このツールはファイルという概念をもたず、なぜならアウトラインは１つでよく、１つがよいのだという。なるほど！ そうかもしれない。私の意識は１つしかなく、私の人生も１つしかないのだから。
ちなみにこのツールについては、千葉雅也さんのツイートでさっき知った。
https://twitter.com/masayachiba/status/736957662160510984
千葉雅也さんをフォローしていると、超難解の現代思想といっても、チョー緩慢な庶民生活に、実は直結しているのではないかと、いつも思う。平易な話を高度に考えるのが哲学なのか。そのとき問題は、哲学が高度すぎるのか、庶民が平易すぎるのか、どちらなんだろうということ。たぶん、両方だね！
「困難は分割せよ」と行ったのはデカルトだそうだ（千葉さんによれば）。こういうことをちゃんと知っていて、ぱっと思い出せるようになると、緩慢な生活ももっともっと面白くなるのだろう。
