昨日は『子どもたちは未来のように笑う』(ワークインプログレス)を、こまばアゴラ劇場で見た。
http://www.komaba-agora.com/play/2207
演劇は最初から完成形ではなく、誰かが台本を書いてみて誰かが演じてみて反応を互いに感じてみて、の繰り返しで徐々に出来上がるという事実の面白さ。
ちなみに、そのラストシーンは「iPhoneで寝ながら書きました」と、構成演出の宮沢章夫が公演後のトークで言っていた。「劇作の歴史上初ではないか」とも。
それを聞いて、『波』2016年3月号にあるらしき岡潔の写真を思い出した。
http://www.shinchosha.co.jp/nami/newest/
それでまた思い出すのは、大昔(前世)、朝日ジャーナルで森毅が筑紫哲也からインタビューされ、本は寝ながら読む、と言っていたこと。布団にうつ伏せで本を読んでいる写真も実際に掲載されていたと記憶する。数学的思索とは横になってこそ生まれるのか? ちなみに2人とも氏名がたった2文字。