東京永久観光

【2019 輪廻転生】

地獄の実在と人工知能


「隣町のあそこの家、爆弾が落ちたそうだ」という噂話がシリアでは特別珍しくないのだろうが、「隣町のあそこの家、寝たきりのお年寄りに、介護に疲れた家族が手をかけたそうだ」という噂話が日本では特別珍しくないのではないか。地獄は実在する。複数あって選べない


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関連(12.16)

もしシリア難民が日本に来て日本政府からそれなりに手厚く保護されたらと想像し、なんとなく納得いかず羨ましいとすら感じるのだとしたら、そもそもの日本国民の多くが日本政府からそれなりに手薄くしか保護されていないからだろう。日本国内の日本難民。


もしも人工知能に意識を想定でき意図や情動すら想定できるとしても、人工知能の各個体の体や心に当たるものに生物の個体の体や心のような一体性をイメージできなければ、それを意図とか情動とかは呼びにくいのではないか。宇宙全体を神様と呼んだり進化全体を知性と呼んだりはしにくいのに似て


「もしも」「もしも」と朝から考えるだけでどこかに熱が生まれ頭や体が暖かくなるとしたら、その大元のエネルギーはそもそもどこからどうやって発生するのだろう。空想可能エネルギー


というか、人工知能はそもそも個体では仕事しないだろう(スタンドアローンのわけがない)。それどころか個体として存在するのかどうかが怪しい。つまり、人工知能がたとえば仕事という概念などをやすやすと超えるのはいいとして、その流れで存在という概念すら超えてしまう?「だれだお前は!」

というか「どこだお前は?