東京永久観光

【2019 輪廻転生】

粘る、生きる


仕事が面倒になると適当でいいから早く終了させたいと、つい思ってしまうわけだが、これは「仕事」を「人生」に変えても成り立つのではないかと気づく。

それはそれで一つの仕事のやり方だし人生のやり方だろうが、しかし、どちらも満足には至らず、後悔のほうが大きく残ると思う。

で、私の場合、人生を適当でいいのでもう終わらせたいと思ったことは今のところまだないのであって、そこから考えると、仕事を適当でいいのでもう終わらせたいと思うことは多いとはいえ、それが良いとはいつもぜんぜん思っていないのだろう。…ということで、希望の毎日を送りましょう。

仕事も人生も外交も戦争もそうだ。日本軍の特攻隊とかイスラム系の自爆ゲリラとかも、面倒な対立を早く終わらせたい気持ちこそが支えているのだ。仕事で自爆しがちな私は、昔に生まれていたら、やすやすと特攻隊に行ったのではないか。遠くに生まれていたら、やすやすと自爆攻撃するのではないか

なにかを壊したり人が死んだりすることにこそ価値があるという思想もあろう。しかし、できるだけ壊さない、できるだけ死なないことのほうにこそ、私はそれを超える価値を見出したい。(自爆はカラオケとかサンドバッグくらいで)


〈おまけ〉

・夜型が極まると、明日の分の時間を先取りしてしまう感じになるのだが、晩年型の人生の場合、来世の分を先取りするというのは不可能だ(たぶん)

・プールで1時間泳いで、寿命が1時間ぐらい延びたか。…それでいいんだっけ?