東京永久観光

【2019 輪廻転生】

夢は心の指標?


ここ1、2年、短時間だけどぐっすり眠るせいか、夢をみる(覚えている)ことがほとんどなかった。ところが最近わりと夢をみる。なにか生活や心理の変化があったのか。ともあれ、夢はじつにいつもヘンなので、面白い。

日本人の食事摂取基準が4月から新しくなり、肥満を避けるために、これまでは消費と摂取のエネルギー計算が勧められていたが、これからはただ体重に注意せよということになった。適正なエネルギー量かどうかは、食事自体から判断するのは難しいので、もう食事の結果から判断しようよ、というのだ。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html

人間の健康状態を外から知る方法は、血圧・血糖・脂質(コレステロール中性脂肪)などが徐々に確立してきた。これらはみな、自覚症状や外観の変化によらずして病気の前触れを予知してくれる。その確率は地震の予知なんかに比べたらはるかに高いと思う。

ところが考えてみればたしかに、体重はそれ以上に誰の目にも明らかな体調の指標だろう。簡単すぎていちいちありがたがいとは思っていないだけだ。肥満と健康の関係がわかってきたことや体重計の発明などがそこに貢献してはいるものの。

さて、きょう考えたのは、心のほうの不調や病気の場合、それくらい簡単な最初の指標は何かないのだろうかということで、もしかして、夢を見るかどうか・どんな夢を見るかどうかは、けっこう指標としていい線いっているのではないか、ということ。いやそれは大昔からわかっていたことか。

ちなみに、食欲不振や体重減少・不眠などは、体に現れる変化だが、いずれもうつ病のサインともされているので、みなさまご注意を。