22日に行ってきた。千葉市美術館。
2時間では回りきれない感じだった。後半、「桜画報」や『現代の眼』『ガロ』に掲載された細密画のごとき劇画系作品が面白すぎて、いちいち読み込んでいたら時間がなくなった。これらの原画は初めて目にしたと思う。
千円札模写も路上観察も比類なく独創的だが、過激と辛辣をくすくす笑いで優しく包み込んだこれらの世界にも、間違いなく赤瀬川さんの本領はある。そして、これらの世界にすっかり心を奪われ自らの模範にすらしようと思った昔の気持ちがありありと思い出された。
『桜画報』と『円盤伝説』を久しぶりに開いてみた。