ユーロが安いので、
ロイヤル・コペンハーゲンのコーヒーカップを買ってしまった。
私の財布は世界の経済とつながっている。
…というと大げさだが、実際そうなのだから仕方ない。
1票でも投じると政治が身近になって大口をたたくように
1ユーロでも使うと欧州が身近になって大口をたたくようになる。
それとは別に、真面目な話をすると
「なにか買う」ということは、
物体の移動が伴うのであり、
貨幣の移動も(今回は電子情報だが)伴うのであり、
たとえば「なにか言う」ということ
(ブログやツイッター)に比べ
強い出来事だと感じる。
そのことは以前も書いた… http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20060424/p1
…というか、
何か買うことがいちいち事件になるほど
何も買わない日々があまりにも長い。
http://www.royalcopenhagen.com/
日本円サイトとの比較もまた楽し。
――ステマではありません――
しかしながら、ステマのテキストは
ステマでないテキストに比べ
経済の一環たりえているという点で
より有機的なテキストなのかもしれない。
ただし、いかなるテキストも
ステマをまとったとたん
私が考えるところの
「テキストの本来の値打ち」はゼロになる。