酉の市。Wikipediaをみたらこんな絵が出てきた。
◎http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%89%E3%81%AE%E5%B8%82
◎http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d1/100_views_edo_101.jpg
猫がこれを見ている、というわけではないが、つい郷里福井の若狭がれいを思い出す。
◎http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309808（国立国会図書館）超便利！
するとまた思い出した。映画『バベットの晩餐会』。たしかオープニングに、かれい干しが出てきたはず。
YouTubeで探して確認。…やっぱり！
◎http://www.youtube.com/watch?v=tNRlgj316ZM&（オープニングそのまま見られる）
◎asin:B005LZ11BQ
◎『バベットの晩餐会』を昔みた感想→http://www.mayq.net/bansan.html
さて、「猫」の浮世絵から「かれい」の浮世絵を思い出し「バベットの晩餐会」を思い出す。脳の中ではいろいろなイメージがいろいろ繋がっているものだと、改めて思う。
その繋がりを「周到にして緻密」というべきか。「好き勝手でいい加減」というべきか。ともあれ、その繋がりには言葉がどうしても絡んでくる。しかし、けっして言葉だけで繋がっているわけではない。そのことが興味深い。
ちなみに、最初の広重の絵には小さな熊手が描いてあり、しかもよく見るとその１つには「おかめと松茸」の飾りが付いているのが、意味深なのだそうだ。
◎http://homepage3.nifty.com/morikawa_works/hiroshige85.html
〈おかめうどん松茸入り〉
そんな物や言葉は存在しないと思う。しかしイメージだけは今、存在し始めた。…どこに？
イメージや言葉はすべて脳内にあり脳内で繋がっている。と胸を張りたい。ところが実際は、けっこうインターネット内にあってインターネット内で繋がっているんだな、これが。
＊追記：おかめうどんにはもともと松茸が入っていたそうだ。
