9時起床。アンゲロプロス『霧の中の風景』のあとで寝たから、睡眠6時間程度か。案外覚えていないシーンもあった。ニワトリがなんの意味もなく出てくるところとか。天気は晴れ。また暑そう。
村上春樹さん、ノルウェーで講演 執筆も「ワクワク」
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「9・11が無ければ、米国の大統領は違う人になり、イラクも占領しない、今とは違う世界になっていただろう。誰もが持つ、そうした感覚を書きたかった」 そうだったのか。
そういえば、『ねじまき鳥クロニクル』の第1巻を読み終えた。村上春樹はストーリーがおもしろくて子供でも大丈夫なくらいに読みやすい、ということを、今さらながらありありと実感。実際に面白かったし二重得。
『海辺のカフカ』などは実はあまりピンと来ていない小説なのだが、虚心坦懐、この調子で読み返せば、実はすごく面白い? だとしたらまた人生の特典。納豆が食べられるようになったみたいな。あるいは、ふぐに味があることがやっとわかった、みたいな? いや村上春樹はそんな喩えでは全然足りないか。
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真夏の日本のミステリーというかんじだったなあ、この一連のネタは。おかしな国だ。万延元年の翌年はもう文久元年か。150歳以上は死んだことにという常識判断というか役所判断というか。