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【2019 輪廻転生】

心の金メダル


フィギュアスケートは「一人の審査員が直感でジャッジ」という方式が良いのではないか。

たとえばオバマが決めてもよい。ビンラディンが決めてもよい。大会ごとに変わってもよい。なんなら石原慎太郎でもよい(文句を言うなら石原に)

金・銀・銅も順位を表すとはかぎらない。「そうか、今回の金は××の意味か」と推しはかるのも面白いだろう。何人かが手をつないで平たい表彰台に登ったほうが本当にふさわしい大会もあるかもしれない。

芥川賞アカデミー賞やM- 1グランプリなら、なおさらそうしたほうが受け入れやすいと思われる。

ちなみに、私が一番好きな映画や小説は、私一人が直感で決めている。これがもし、技術面とか構成面とか反則とかいろいろ複雑にポイントを定めて計算する方式だったら、まったく不本意な作品が1位に輝く可能性もあろう。…いや、むしろそうして初めて自分の本心は数値化でき可視化できるのだろうか?

(ちなみに、今私が世界一嫌いな人物なら迷わず決められる。そいつが金メダルをとらないなら、私の直感ではなく採点基準のほうが間違っている)


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参考:http://d.hatena.ne.jp/font-da/20100226/1267190030
(様々なことに気づかされたエントリー)