東京永久観光

【2019 輪廻転生】

関東の臍、旅の臍


きのうは前橋などというところへ用事で出向く。

しかし電車でどうやって行けばいいのだろう。関東平野はとても広く、東京にいると見当がつなかい。渋谷や新宿からだと埼京線湘南新宿ライン)という便利な路線があり、それで大宮まで行き、そこから高崎までは上越新幹線が利用できるのだった。高崎からは再び在来線(上越線両毛線)。

新幹線は約30分。つかのまの快適シート。ところが熊谷を過ぎ高崎まであと10分足らずでというところで、睡魔・・・睡魔・・・「すいません、1時間ほど遅れます」。乗り過ごした先は、なんと越後湯沢駅。雪の残る山が見えた。地図をみると列島をかなり横断してしまったではないか。

前橋は群馬の県都。駅前のけやき通りは美しかったが閑散とした印象。それでも初めての街を歩くのは本当にうきうきする。時刻表の地図にはそんな駅と町が無数に並んでいるわけだ。ひとつずつ訪ねたらどんなに面白いだろう。

海のない群馬県。昔旅行したウルムチをふと思い出した。そうすると越後湯沢はカザフスタンのアルマティみたいなものか。いやもちろんウルムチもアルマティも地図を見るだけでは何のイメージもわいてこない。でもそれは前橋も同じなのだ。

http://www.mayq.net/tabi9920.html#907トルファンウルムチ/ユーラシアの臍」