CNETに『鈴木健の天命反転生活日記』
http://blog.japan.cnet.com/suzukiken/a/2007/05/natural_intelligence.html
そのタイトルからして、なんだか新しい宗教が出てきたかのよう。
おお! この正月に『Inter Communication』で読んだ記事が掲載されている!
参照:http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20070101#p1
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「存在と表現の融合 -ライフログについて-」
http://blog.japan.cnet.com/suzukiken/a/2007/07/post.html
存在と表現の2分類というのがすこぶる目を引いた。
《存在(presentation)とは、人間がそこにいるだけで発している情報だとしましょう。
表現/表象(representation)は、なんらかの認知的対象に対して、(結果として)意図的に発信する情報です》
(この分類は東浩紀によるとのこと。さすがに面白い。新潮に小説を書いたことが話題だが、そうした記述的な仕事以上に、やっぱりこうした分析的な仕事にこそ期待)
《われわれはライフログをソーシャルウェアの観点から利用可能なことをtwitterから学びました。ライフログ化されたデータを他人が利用可能になることによって、爆発的に新しい利便性と感覚が生まれてくることでしょう》
なんかこう不可解かつ断定的であるがゆえに、ちょっと入信したくなる?
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ムービー「私的所有の生物学的起源」http://origin.sargasso.jp/
この世界全部の説明みたいなことを試みていて、非常に興味深い。でも、私的所有はことさら生物学的起源があるがゆえに正当化できる、というわけでもないかもしれない。生物学的起源がなかろうと私的所有を正当化することはできるし、逆に、生物学的起源があるからといって正当化しなければならないわけではない。