墨田区の向島なんてところまで夜、電車移動。
押上とか曳舟とか聞き慣れない地名ばかりで
路線もどう繋がっているのか、皆目分からない。
降りたら降りたで、
ぼんぼりの飾られた暗く長い商店街があったり。
ずいぶん遠くへ来たみたいで、ふっともう帰れなくなりそうで、
なんともいえぬ寂しい気持ちになった。
ちょっと、「ねじ式」の汽車に乗ってしまった、とでもいうか。
東京の西に住んでいると、東は異国か冥土のようなのだ。
*
‥‥いや、げっそりは仕事のせい。
*
ブログの戯言のおまけのコメント欄の
しかも最後の最後の一言を
わざわざブックマークしてくれた人がいて、うれしい。
そういうところに本音はときとしてこもる。
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