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【2019 輪廻転生】

(小泉∧¬堀江)⇒ {(宗男∧辻元)∨ ¬(岡田∈小沢)}


総選挙。
ところで以下は人民日報かというと、そうではなく、アサヒコムの記事から平仮名を抜いてみた。


総選挙 公示 問 政権選択
郵政民営化関連法案 参院 否決 小泉首相 衆院 解散 第44回総選挙 30日 公示 9月11日 投開票日 向 12日間 選挙戦 スタート 総選挙 前回03年11月以来1年10カ月 小泉政権下 2度目 自民 民主 2大政党 軸 政権選択 最大 焦点
郵政民営化 最大 争点 自民党執行部 同法案 反対 前職 公認 対立候補 擁立 進 一方 一部 反対派前職 国民新党 新党日本 結成 事実上 分裂選挙 様相 呈 小泉首相 自民党 公明党 与党 過半数 獲得 退陣 表明
年金問題 前面 出 民主党 岡田代表 政権 獲得 場合 辞任 述 自公 民主 過半数 達 場合 自民党 公認 受 無所属前職 2 新党 共産党 社民党 獲得議席 政権 枠組 影響 及 予想


これでも分かるじゃないか、時間の節約・言葉の節約だ。…と思いきや、「同法案に反対した前職を公認せず」→「同法案 反対 前職 公認」、「政権を獲得できない場合は辞任する」→「政権 獲得 場合 辞任」という変換だけは、うっかりすると誤解する。

要するに「否定」というのはやはり根源的な何かなのではないか。そんなことを朝から思った。「〜ない」という言葉は、名詞や動詞と働きが異なるのはもちろん、助詞などとももう一つ身分が違う、ということ。

「無所属前職と2つの新党、さらに共産党社民党の獲得議席が」から「と」「さらに」を抜いて「無所属前職 2 新党 共産党 社民党 獲得議席」とするのも、やや難がある。こちらは、「かつ」「または」という接続詞が、「〜ない」ほどではないにしろ、かなり特殊な位置にあることが関係するのではないか。

およそ思考と言語のあるかぎり、たとえば主語や動詞は必ず存在するのだ、…と言いそうになるが、我々以外の生物や地球外の誰かさんも絶対そうなのかというと、自信が揺らぐ。しかしながら、「〜ない」「かつ」「または」が通じないような思考を理解したり想像したりすることだけは、我々にはどうしても無理なのだと、改めて思う。

コンピュータの演算とか、『論理哲学論考』とか、ベン図とか。いずれも同一の不思議さがいつも頭に引っかかる。


http://www.asahi.com/politics/update/0830/003.html(¬許可複製)

ちなみに、新聞の見出しは漢字に集約されがちだが、「平仮名ゼロはダメ」もルール(のはず)。


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