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【2019 輪廻転生】

事件に先立つ推理があった?

舞城王太郎の『九十九十九』には決定的な評論が存在する。しかもそれは『九十九十九』に先立って書かれた!――まるで第4話の前に第5話があるごとく?。それが仲俣暁生の「「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか」だ。言ってみれば『九十九十九』の双子の兄。●以下、こちらにまとめた。