TV
肉眼で見る月食と、TVで見る月食と、双眼鏡で見る月食と、何が違うのかと言われるとわからないのだが、でも体験としては同じことではない。わざわざデジカメで撮ってスマホとかパソコンで後からみる月食がまた、どうも同じことではないな。どうせ月食自体は…
いつも紅白をみて「まるでよその国」と思いつつ、すぐに「これが私の国」と思うようになって、除夜の鐘が鳴る。21世紀にもなって「私の国」などなくてもいいだろうとは思う。しかし、私の国があるとしたら、少なくとも今の私には、ほかのどこにもない。昭和…
「ディープラーニングが一番効くのは指向性の波である視覚情報」(松尾豊さん)この番組、つきぬけて高度、かつ、つきぬけて平易、という印象。つきぬけて天上の紺 人工知能http://www.nhk.or.jp/aibeginner/ * (12月22日)「人間の組織はなぜ階層構造を成…
このあいだ『ブラタモリ』が高野山を訪ねていて、行ってみたくなり、そろそろ「空耳アワー」かなと思っても始まらず、「タモリさん 曼荼羅ってどういうものか知っていますか」と聞かれ、すんなりと答えたタモリに敬服し、空海と古代の仏教への憧れが生じ……空…
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92935/2935010/index.htmlNHKが「ありのままの最期 末期がんの“看取(みと)り医師”」というのを放送していて、途中からだが視聴した。様々なことを考えさせられたが、少しはマシな死とまったくマシではない死がある…
https://www.youtube.com/watch?v=XLvXgWzO4Ow完全ワイドショー批判
『カルテット』(TBSドラマ)については、松田龍平がいつも状況や自分や相手に対する諦め・もどかしさ・おかしさ・照れの混じった「くふっ」というかすかな笑いをしばしば漏らすのが印象に残ったことと、女性の来歴が謎という点から宮部みゆきの『火車』をふ…
そんたくというか、今日はどんたくだ!(テレビで国会) すべて事実なのかも… 金子(きんす) 往年の探偵小説の法廷のようだ! ツイッターをみると、籠池氏の印象が一様でないのが、おもしろいというか、ふしぎというか。私の印象が間違っているのかもしれな…
「洗脳、洗脳」って、たしかにテレビのみなさん方は洗脳されることなど一生あるまいね!(テレビ番組を視聴)
神が実在する日、愛が実在することにする日。抽象するのが人間の特性でありサガでもあろうが、抽象的な歌というのはない。個別の歌がある。偶有性。歌は無限にありそうで、無限にはなく、それどころかたいしてたくさんない。無数の国がありそうで実は200くら…
NHK『深読み』でビットコイン。本当にわからないことを、本当にわかりたくて、そして、本当にわかったことだけを伝えてる感があって、好感がもてる番組。思えば、近ごろネットのおかげで(テレビもだが)、わかっているようでわからない漠然・曖昧とした大量…
「最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」を先日やっと視聴した(NHKスペシャル『大アマゾン』第4集)。http://www.nhk.or.jp/special/amazon/NHKカメラマンがひとり目前で撮影したその人々は、ヤンキー系の性格が著しい一家、という感じがしないでもなかっ…
ワイドナショーに安倍総理出演 https://www.youtube.com/watch?v=cbG5e_PHGgk 東京都知事に対してペコペコしない程度には内閣総理大臣にもペコペコしないで、いったいどうするんだ! 「桜を観る会」に呼ばれてもオレは行かん!
「夜の巷を徘徊する」でマツコが夜の堀切菖蒲園駅(京成線)の界隈を歩いていて、そのムードに引きこまれてしまった。そしてそこにある古書店で荒川の歴史について話がどんどん深まる。それにひかれてグーグルマップを検索してみると、対岸に東武伊勢崎線の…
いま、NHK「パリ同時テロ事件の衝撃」を視聴した。今回の問題の焦点が整理され、人々の心情にも肉薄し、とても見応えがあった。しかもパリの現地から生放送。事件からたった1週間で濃い内容の1時間の番組を作り上げた日本の報道機関に、敬意と希望を感じる…
でんでんと薬師丸ひろ子が一緒にいるだけなんだけど、なんだか「あまちゃん」テイストの『ど根性ガエル』。今回は8月15日的展開か。爆発しなかった不発弾がとうとう70年ぶりに爆発して死ぬ?
NHKの大河ドラマ『平清盛』を借りて見ている。松山ケンイチの主演。2012年。視聴率は最低レベルだったが高い評判も聞いていたので、いつか視聴したいと思っていた。これがすこぶる面白い。武士の始まりがあれほど汚い者たちだったとは! まさに血と泥にまみ…
『朝まで生テレビ』視聴。猪瀬直樹の寡黙だがさらっとじわっと急所を突く質問、そして荻上チキの立板に水的だがきわめてエレガントな質問が、やっぱり面白い見せ場だった。ところがなお驚くべきは、民主党の小西洋之議員の応答が、それらを上回る説得力をも…
◎ http://www.nhk.or.jp/seimei/節足動物と脊椎動物が進化的に縁遠いのに似たような目を持つのは、節足動物系の目につながった遺伝子のセットが、太古に、まるごと、脊椎動物系のゲノムに入り込んだからではないか、という仮説を紹介していた。しかしそれは…
モンゴルの草原で鷹匠を目指して修行する13歳の少女が、昨日NHKの番組で紹介されていた。◎http://www4.nhk.or.jp/ichiban/x/2015-01-29/21/24439/ふだんは学校でみんなと遊んでいるのに、週末になると父の案内で荒涼とした斜面に厳しい表情で一人立つ。ほっ…
新たなタグ「TV」を作る。タグ「メディア」をやめ「TV」にまとめる。…と思ったが、「メディア」は「メディアにおける話題」というより、「メディアをめぐる話題」というかたちで、使い続けている。
フジテレビのドラマ『最高の離婚』は友人の勧めもありオンデマンドも交えて視聴した。軽妙にして深刻なストーリーがめまぐるしく展開、まるきり隙のない面白さだった。ただ個人的には実は、瑛太が演じた光生という人物が比類なく捨て置けないパーソナリティ…
●とくに前後の脈絡はないが、メルヴィルの小説『白鯨』を読んでいる。いつも思うが、長い小説を読むのは長い旅行をするのに似ている。長さゆえにもたらされる特殊事情それ自体を堪能する中毒性を抜きにしては、その醍醐味を語れない。●さて、この『白鯨』の…