東京永久観光

【2019 輪廻転生】

2009-08-17から1日間の記事一覧

青年の夏休みに読んでもよかった昔を惜しみつつ

図書館で『赤と黒』がふと目にはいった。野崎歓の新訳(光文社文庫)。冒頭を読むと面白そうで、借りてきた。物語の中にすいすい入り込んでしまう。舞台である19世紀フランスの田舎社会に。そして主人公ジュリアン・ソレルの心情に。こういう時代の小説は概…