2008-09-19から1日間の記事一覧
平野啓一郎『決壊』を読みながらずっと感じていたのは「とにかく詳しく書いてある」ということだった。でもこの詳しさは、たとえばリチャード・パワーズの『囚人のジレンマ』のあの詳しさとは「なんか違う」と感じていた。どちらの小説も、なにかの出来事や…
平野啓一郎『決壊』を読みながらずっと感じていたのは「とにかく詳しく書いてある」ということだった。でもこの詳しさは、たとえばリチャード・パワーズの『囚人のジレンマ』のあの詳しさとは「なんか違う」と感じていた。どちらの小説も、なにかの出来事や…