綿矢りさ『蹴りたい背中』(芥川賞)「おお青春、ああ孤独」と浸りかねないところだったが、淡い、淡い。いやまあ高校生活における出来事なんて、大人のしかも他人にすれば、どれも気の抜けた炭酸水にちがいない。それでも当人は目下それが濃すぎて熱すぎて…
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